文化系気どり
小説や漫画についてのブログ。 オススメ紹介や新刊情報など。
2007.05.29 今日買ったもの
『エデンの黒い牙』ジャックウィリアムスン
『環・水惑星年代記』大石まさる


それとSPA!で、乙一が映画監督安達寛高として
インタビューに答えています。
久しぶりに顔写真を見たけれど
17歳の天才・乙一も来年三十路なのだなぁ。
『正義のミカタ 〜I'm a Loser〜』本多孝好 
コレはいい青春小説。

いじめられっ子の亮太が一念発起して入った大学で
ひょんなことから奇妙な部に入部することになる。
その名も「正義の味方研究部」。
何を隠そう大学に正義をもたらすための存在である。

イメージとしては漫画的な風紀委員?
しかも、かなりアグレッシブな。

亮太の新キャンパスライフを縦糸に、
大学を舞台にした「ある事件」を横軸に展開していくストーリー。


読んでみると、やっぱり本多作品だな、と思いましたし
作中でなされる会話なんかを読んでいると、特にそう感じます。
けれども、今作はいつもよりすこしライトな感じ。

大学一年生を主人公に据えて、大学を舞台にしたせいかもしれません。
本多作品は静か、と言うイメージがありますが
今作は少し明るいノリになっています。

けれどもそこは本多作品。本作にもテーマがあります。
本作のテーマは、「正義と不公平」…だと思います。

ホリエモンの登場から退場、それとここ数年よく耳にする
勝ち組負け組、下流社会と言う言葉。
これらに対する本多孝好の回答である、と言えるかもしれません。
いや、違うかもしれないけれど。



上野駅構内の書店にて、サイン本販売中との事。
(売り切れていても責任は取れませんが。)



出版社の紹介ページへのリンク
2007.05.17 最近購入したもの
『空を見上げる古い歌を口ずさむ』小路幸也 講談社文庫
『アーネスト・ダウスン作品集』岩波文庫


『空を見上げる』がついに文庫化。
誰かが「のっぺらぼう」を見るようになったら呼んでほしい
そう言い残し、姿を消した兄との二十年ぶりの再会。
そうして兄は、子供の頃に生まれ育ったパルプ町で遭遇した
ある事件について話し出す。

と、現在冒頭部を読んでいるのですが期待大。



『アーネスト・ダウスン作品集』
詩と短編小説。これは個人的に凄くツボ。
主なテーマは、過去への追憶と言うことになるのでしょうか?
最近の中では一番のヒット。
2007.05.10 本日購入したもの
1.『倫理問題101題』マーティン・コーエン ちくま学芸文庫
2.『日本神話の源流』吉田敦彦 講談社学術文庫
3.『蘇る海上の道・日本と琉球』谷川健一 文春新書

2は、デュメジルの弟子としても有名な吉田氏の
比較神話学の本。東南アジアの他に、印欧神話との比較などが
彼らしい部分と言えるのでは?
本棚をひっくり返してみたら、現代新書版で読んでたっぽい…。

3の谷川健一さんはそれほど著作を読めてはいないのだけれど
好きな学者さんのひとり。
乱暴に言ってしまうと、古代日本と海の関係(特に南方)
日本文化の南方からの起源に特に関心をもたれている方です。


明日、トーマス・オーウェン『青い蛇』の文庫版が
ようやく発売されます、多分。楽しみ。

来月は来月で、読みたい漫画も多くて嬉しい悲鳴。
まんがの森 6月発売コミックリスト
『正義のミカタ』本多孝好 試し読み小冊子配布中
5月下旬発売予定。どうやら22日?

現在、書店にて試し読み小冊子が無料配布中。


主人公・蓮実良太の入学した大学には伝説の部がある。
その名も『正義の味方研究部』



期待大。というか多分買って読むことになると思います。

書店で、この小冊子だけでも入手してみてはいかがでしょうか。
「伝説の部」の伝説の一端が描かれています。
この小冊子だけでも読む価値があると思います。


実は、本多作品は結構気に入っていて基本的に全て持っています。
と言ってもそれほどの数はないけれど。

『真夜中の五分前』で直木賞候補になりましたから、
名前をご存知の方も多いのではないでしょうか。
けれども、意外に読んでいる人が少ない気がします。

まずは書店へ行って、無料小冊子を入手。
気に入ったなら、22日の『正義のミカタ』刊行前を
集英社文庫に入った『MOMENT』を読みながら待つ、
と言うことでいかがでしょうか。


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